ホームページに目的を持たせる
儲かるホームページを作る場合において必ず意識しなければいけないことをお話します。
これはチラシでもダイレクトメールの本文を書く上でも全く同じことなのですが、もう何回も言っているので聞き飽きたかもしれませんね。
まあ、そう言わず再確認の意味を込めてどうかガマンして聞いてください。
これから作るホームページ。
例え自分の商品を売る場合でも他人の商品を売る場合でも、いざこれからページを作るという場合には必ずこれを意識して欲しいのです。
仮にたった1ページのペラサイトでも10ページの立派な企業のホームページでも、「全ての」ページの目的は『ただひとつ』だということを。
その「目的」のためにサイトは存在するすべきなのです。
「あなたは何のためにホームページを作るのですか?」
「お客さんに今スグ電話を掛けて来て欲しいからです!」
「だったら、スグ電話を掛けさせるような構成にしてください。」
私が提案するホームページの構成について、「格好が悪い」「他の会社とカタチが違う」と本音を漏らす経営者さんがいます。
「ちょっと商品説明が長過ぎるんじゃないでしょうか?」、なんていう具合に・・・。
あ、あなた今ひょっとしたら「長過ぎる」という部分に反応しませんでした?
もし仮に、あなたがそんな部分に反応したなら危険です。
なぜか?
なぜなら、
儲からないホームページを作ってしまう危険性が「大」だからです。
本来、注目して頂きたいのは「長過ぎる」という部分ではなく、「商品説明」と言う表現です。
インターネットの中に存在する星の数ほどあるホームページのうち、儲からないホームページや訪問者から何の反応も得られないホームページがやってしまっている致命的な間違いが、実はここにあるんだということを知っている人は実に少ない。
つまり、「ホームページ=商品説明をするものだ」と勘違いしている人がほとんどです。
「いやいや、我が社はステータスとしてホームページを開設しているんです。」という社長はどうかあっちへ行っててくださいね。
全てのページの目的は、決して「商品を説明すること」でも、あなたの会社の「沿革を世に知らしめる」ことでも「社長のあいさつを述べること」でもありません。
全てのページでやるべきことは、「売り込み」です。
あなたのホームページに今まさに訪問している人は、何かの問題を抱えそれを解決するための情報を探しに来ているわけです。
であれば、あなたがその訪問者にしてもらいたいひとつの目的をはっきりと決めて、その訪問者に今すぐその場で目的の行動をしてもらうことのメリット、またその理由をひたすら売り込むべきじゃないですか?
もっと具体的に言いましょう。
全てのホームページの目的は、今すぐ訪問者に見積り依頼をしてもらう、無料小冊子を請求してもらう、商品を買ってもらう、ということです。
これが例えば、
弊社は札幌で創業30周年になる塗装屋です。使用する塗料は耐久性に優れており、しかも職人は全員塗装技能士の国家資格者です。丁寧な仕事をどこよりもお安く提供させていただいておりますので、必ずやお客さまにはご満足いただけるに違いありません。全社一丸となって頑張りますので、なにとぞご用命くださいますようよろしくお願いいたします。 |
本当は見積もりの依頼をしてもらいたいわけですが、そこにこんな文書を置いたらどうでしょう。これでどうやって電話させるんでしょうか?
「全くセールスになっていない」広告は、ネット上に限らず毎日のようにポストに投函されるチラシや新聞の折込広告、ダイレクトメールでも普通に見かけます。
我が家のポストにも毎日のように不動産屋さんのチラシが入っていますが、皆一様に値段と間取りしか書いていない、いわゆる「こんなお部屋がありますよ」という「商品紹介」のチラシです。
この部屋に住んだらあなたは「こうなりますよ!」って、どうして夢を見させようと思わないでしょう?オトリ商品をたくさん掲載するくらいなら、たったひと部屋でもいいのに。
ネット上でも同じですね。
資料請求のページでは、商品の概要だけが説明してあって、「詳しくはこちらから資料請求を!」と書いてあるページです。
あなたも見かけたことがあるでしょう。
ホームページを作ってアクセスを集めたのはいいんだけどさっぱり問い合わせが来ない、といった場合に考えられるのは、訪問者にその「行動」を今すぐする具体的な「理由」や「メリット」を売り込めていない、というのが最大の原因です。
訪問者は、資料や無料サンプルなどを請求すると、後々売り込みが来ることを潜在的に知っています。名前や連絡先をあなたに知らせるというリスク、それから入力するという面倒くささもありますね。
つまり、いくら問い合わせや資料は無料だとは言え、連絡した以上はお金以外の「何か」を代償として支払う必要が生じるわけです。それを考えれば、その代償を支払うだけの価値がある、ということを相手に充分に売り込まなければなりません。
良い商品、素晴らしい技術をきちんと説明すれば皆申し込んでくれる、という発想は、売る側の大いなる勘違いでしかないのです。
大切なのは、「インターネットを使って、誰に向けて何を言うのか」そして、「どうやったら、ターゲットから、より多くの反応を得られるのか?」を追求することです。

